2004.5.2〜5.7


その2 5月3日(月)つづき

船からみたヴァレッタ

甲板にある席に陣取り、乗客はみんなデジタルビデオやカメラを構えて迫ってくるヴァレッタの街を記録に残しておりました。もちろん私たち夫婦も撮りまくります。みんなのワクワク感が伝わってきます。 狭い船の上は大変なにぎわいです。


ネコちゃんがお出迎え


わずか5分のクルーズを終えヴァレッタに上陸。ネコちゃんが3匹ほどお出迎えしてくれました。船着き場すぐにはイタリアンレストランがあり、ものすごく美味しいにおいを漂わせていました。ちらっと見たらものすごい大盛り!日本で言えば軽く3人前。食べたい気持ちをぐっと抑えてまずは観光です。ちょっと急な坂道を登って街の中心部を目指します。ああ、日ごろの運動不足がぁ!

 
シエスタの時間なのでメインストリートのリパブリック通りも閑散としております

 
マルタは昨日(5月1日)EUに加盟したばっかり
 
誇らしげなEUの旗

ヴァレッタについてちょっと説明。16世紀に聖ヨハネ騎士団が居住したことによって造られた城塞都市で、世界遺産に指定されています。建物数320。9000人の住民が居住し、議会、大統領府、官邸、政府の機関などがあるマルタ共和国の首都です。
午前中は観光客相手に店を開いていますがしっかりシエスタをとるため昼間は空いてる店は少なく、夕方ちょこっと店を開いたかとおもうと17時18時で閉店です。

それにしてもシエスタってどうにかならないのかな〜。観光で食べていくならこの習慣、どうにかしなきゃ〜。13時でほとんどの店がCLOSEですよ。まるでゴーストタウンです。

それでもシエスタとらずにやっている店もある訳で、シティゲート近くの土産物屋で念願の地図と日本語ガイドブックを購入。地図は本当に欲しかったんです。数種類あるものをガンガン広げ、見比べて納得したものを購入しました。

そうこうしているうちに雲行きが怪しくなってまいりました。ものすごい強風で目も開けられないくらいです。たまらず隣のカフェに非難しましたが室内はすでに満員。仕方なくテラス席に座り、カプチーノ(0.45LM=145円)とフォカッチャ(0.75LM=240円)をオーダーして風が止むのを待ちました。それにしても寒い・・・。さっきまでの暑さはどこへやらです。

風がなんとなく弱まってくるまで小一時間。なんだか観光する気も失せてきたけど気力を振り絞って行動再開です。
まずは有名なバスターミナルを見に行ってみました。


マルタ島各地を結ぶバスが集まっています

ここはマルタ各地に行くバス全ての拠点となっています。バスにはそれぞれ番号が振られているのでバスマップさえ持っていれ乗りこなせます。料金はA・B・Cという3つのゾーンに分かれていますが、大抵の観光地はAゾーンエリアにあるので最低料金の0.15LM(48円)で行くことができます。料金は乗るときに運転手さんに手渡し。お釣りもくれますが運転手さんの気分で、ものすごいジャリ銭でよこされる時があります。引き替えにチケットを渡されます。これはごくたま〜に乗り込んでくる検札に見せるためのものです。私たちは滞在中1回しか会いませんでしたが。

バスターミナルを確認した後は、装飾が素晴らしいという聖ヨハネ大聖堂に行ってみました。見学料は1ML(320円)です。

聖ヨハネ大聖堂入り口

 
聖ヨハネ大聖堂内部
 
さすがに凝った内装です。
 
足元には墓標が。
騎士の墓標はドクロが描かれています。

じっくりと堪能した後はヴァレッタのメインストリート・リパブリック通りを通って岬の突端をめざします。

 
今日はカフェも静か
 
洗濯物が干されていて生活感がひしひし
 
ちょっと横道にそれると誰もいません
 
あちこちにこんなオブジェがあります

残念ながら金網で囲われている岬の突端にある聖エルモ砦に入ることはできませんでした。時間が悪かったんでしょうか?まだ帰るには早すぎるので海沿いにある外周路をお散歩することにしました。基本的に車道なので歩いている人はあまりいません。途中で道に迷った観光客に現在地を聞かれましたが、その人が持っていた地図も極簡単なもの。私たち夫婦はなんだか安心しました。みんなこの程度の情報しか持ってないんだって。

しばらく行くと、岩場に行ける階段があったので降りてみることにしました。

 
岩場の下には漁師小屋がありました
 
漁師さんの孫(?)ちょっとはずかしがり屋
 
上の方に見える建物は戦勝記念堂
 
地中海をみつめる私

しばしまったりと海を見つめていたら、波と遊ぼうとしていたドイツ人女性が苔で滑って大転倒。しかも踏ん張りが効かず身動き取れなくなっていました。どうしようか?と見つめていたらがっちりした体格の男性がやってきて見事救出成功。助けられた女性は全身ずぶぬれでしばし放心状態。あんまり見つめるのもかわいそうだったんで私たちはその場を離れました。

外周路の散歩はまだ続きます。


 
対岸に見えるはあさって行く予定のスリーシティ
 
港には大きな船がたくさん
 
カラフルな漁船
 
お散歩終了。もう夕方です

随分歩いてくたくたですが、ここでもう一踏ん張り。観光客の憩いの広場・アッパーバラッカガーデンを目指します。そこではたくさんの観光客が休憩していました。夫と私はトイレ休憩。管理人さんがいるのでとても清潔です。公園からの景色はまさに圧巻。はちみつ色した城壁で囲われた対岸の都市・スリーシティがど〜んと目の前に迫ってきます。

アッパーバラッカガーデンからのながめ

そろそろいい時間なのでスリーマに戻ることにしました。途中の小さい電気屋でBF型延長コードを購入。マルタ滞在中デジカメやらパソコンやらの充電に大助かりだったのですが、なんせでかい!しかも日本じゃ使えないし・・・。旅の思い出ってことにしておきましょうか。



スリーマへは行きと同じように船に乗って帰ることにしました。時刻表をみたら最終便は17時45分。なんと船を待っている間に雨が降り出してきました。売店の軒先を借りて雨宿りです。やってきた船に乗り込むと今度は嵐のような本降りに。でも通り雨だったらしく、スリーマに着く頃には小雨になっていました。傘を持ってなかった私たちはホッと一安心。これ以降、朝どんなに晴れていても傘は必ず持参することにしました。・・・ま、これ以降雨に降られることはなかったんですがね。

相変わらず店じまいしてる店が多いスリーマでしたが、大きなスーパーマーケットを発見しました。ここで水・シャンプー・ワイン・おつまみ等いろいろ購入。しかしながら、ここで購入したおつまみはマルタで消費されることなく日本に持ち帰りました。外国のおつまみとかお菓子って美味しそうでつい買っちゃうんですよね。

大きな買い物袋を下げて、小雨降る中ホテルまで15分歩いて帰りました。

夕食はホテル近くにあるイタリアンレストランにて。チップ込み10LM(3,200円)。マルタワインは最高に美味しかったけど料理はあんまり(っていうかちっとも)美味しくなくて、がっかりしながらとぼとぼとホテルに戻りました。